No 17. 暇な役所

 東京、江東区役所豊洲支所は年中暇だ。今ここは日本でも指折りの建設ラッシュで大型マンションが続々完成しているが、今後新しく建築確認を取るのは行政(江東区役所)がストップをかけた。
 
 受け入れ学校が追いつかないのが理由だがもし強行に建設する場合は、一戸当たり学校建設の一部負担として100万円のペナルティーを科す方針だが、どっこい施主である東急はそんな事は物ともせず工事を強行している。

 行政は対抗手段としてお上に逆らう悪徳業者として広報に告示した。有楽町線豊洲駅は銀座一丁目駅から3つ目の近さだからここ3年で人口が4倍に増加している。以前は工場地帯であった為、広大な土地があり再開発には業者にとってはもってこいだった。 
 
 急激な人口増加で放置自転車も1年前までは関東でワーストワンの汚名を与えられていた。ユリカモメもお台場から豊洲まで1年半後には延伸する。益々発展するのだがしかし、豊洲出張所は何時も利用している人は殆どいない。ドアを開けて入っていくと7人程の職員が待ってましたとばかりに一斉に顔を上げる。職員は慣れたものだが、めったに利用しない者は異様な雰囲気でとっさに思う、この人達は暇なんだなと。ここは離島の村役場ではないのだ。

 東京の今一番発展しつつあるロケーションに位置する役所なのだ。年に数回しか利用しないし、そんなに遠くないところに区役所がある。この支所を維持するだけでも年間莫大な維持費が掛かっている。地域住民はそこまで贅沢には希望していないと思う。それより住民税軽減の方がよっぽどメリットが大きい。