7月30日ブッシュ大統領は竹島問題で初めて見解を表明した。ブッシュ大統領はライス国務長官に丸投げして竹島問題の検討を指示し出た答えが日本を蔑ろにした結論である。
 
 蔑ろにした理由は竹島を主権未指定地域に変更し、帰属先は韓国に戻すという韓国側の意に添ったもので韓国側の強硬な米国政府への働きかけとかブッシュ大統領が近く、韓国を訪問する為に配慮したとか諸説噴飯である。

 そもそも竹島問題は1951年、ラスク(国務長官)書簡により竹島は日本の領土という米国政府の意向が韓国政府に示されている。

 しかし韓国は1952年、李承晩ラインを制定したり現在は実行支配している。韓国は竹島をシンボリックに上げ奉り、朝鮮日報、中央日報、東亜日報など有力紙が連日かなりの紙面を割いて竹島(独島)はわが領土と報じている。

 ついこの前まで米国からの輸入牛肉問題では韓国全土で米国に対する韓国民の激しいデモが連日繰り広げられ、マスメディアもこの問題を連日報じていたが、日本の教科書に竹島の領有権を明記する事が決定してから、マスメディアは竹島問題にシフトした。

 韓国政府は輸入牛肉問題から竹島問題に旨く争点の摩り替えに成功し、李明博大統領は窮地から救われた感は否めない。

 一方、日本は政府も国民も竹島問題など我、関せずで音なしの構えである。この差は一体何なのかやはり国民性だろう。米国の植民地支配に甘んじて、ロシアには北方領土を占領され、尖閣諸島は中国、台湾に脅かされ、八方塞がりであるにも拘わらず国民は幸せを満喫している。

 要するに政府、国会議員、日本国民は領土なんてどーでもよくて自分だけ良ければいいのである。