No 15. 北朝鮮問題

 一昔前まで日本のパスポートには、渡航先の欄にNot North Koreaと書いてあったのを記憶されている方は多いいと思う。拉致問題が表面化しマスコミ主導で、政府も思い腰を上げて解決に努力しているが全面解決に到ってない。パスポート一つとっても一筋縄て゛いく相手では無い事は想像できる。 
 
 拉致問題がここまで世論を盛り上げてきたのは、偏に拉致家族の一致結束したぶれない運動の賜物である。様々な交渉は漏れ伝わってくるが一貫性がない。世界3大共産国の中国、ベトナムは資本主義経済に順応し、キューバも開放に向かっているが世界一難解な独裁者相手ではいささか勝手が違う。
 
 日本は表の交渉、水面下の交渉をしているが、相手は本音と建前を使い分ける名うての交渉上手だ。全面解決する唯一の方法は正攻法のみで世界の世論に向かって日本の立場を明確に訴える事が重要だ。北朝鮮をサポートしている中国、ロシアも世界の世論には面と向かって反論できまい。

 米国は最近、北朝鮮の軍事的危険度をランクアップしているが、これは表向きで全く北朝鮮の攻撃など問題にしていない。むしろ日本へのリップサービスで、拉致問題を早く解決で出来る様に北朝鮮に対してプレッシャをかけているのだ。日本は米国のサポートを受けるのは当たり前で、2度のイラク戦争、米国債の購入など莫大なサポートをしている。日本のささやかなお願い事など当然であり、米国も答えねばならない。
 
 今や日本は米国と対等の付き合いをしていくべきで、米国に楯突く政権は崩壊させられるなんて事は今後は許してはならない。それが真のパートナーシップだ。