政権政党の自民党と野党の要である民主党の支持層を合わせても、無党派層には敵わない。全野党を合わせても未だ無党派層には及ばない。

 この様な現象はいろいろ問題があるが、国民が政治に対して燃えない。米国のように民主党と共和党の2大政党が政治を担当するする仕組みだから選挙の度に国民は国を2分にして熱狂する。
 
 大統領選挙が最たるイベントで10ヶ月に渡り予備選から候補者を絞り込み本選で決着をつける。党が変われば国の政策も大幅に変わる。この解かりやすい政治が個々のパワーになり選挙が盛り上がる一種のお祭りだ。新しい政権になると官公庁の主だった役人は総入れ替えになる。
 
 又、大統領選で当選に貢献した人物は民間から大量に長官 (大臣) に抜擢される。これは米国民にはすんなり受け入れられている。ギブ アンド テイクの理屈だ。
 
 我国は官僚が国を支配している為、様々な問題が起きている。政治の閉塞感はこの辺に起因し、一番無党派層が敏感に感じ取って選挙の棄権になっているのではないのだろうか。無党派層が政治に参加すれば国はすっかり変わる。

 
無党派と言われる人々とは一体どの様な層なのか、政治に興味を持たない、誰がなっても変わらないと諦めている、ただ単に投票にいかない、面倒くさい、その時々に時勢に合った候補者又は政党に入れるなど千差万別である。各政党も必死に取り込みを図っているがどこも成功していない。

 米国の様に国民が参加して選べる大統領選が、日本でも国民が投票して首相を選べる様になれば無党派層も燃えてくるに違いない。今の首相指名制度では今後も変化は期待できない。米国は日本のように官僚に支配されていないし、官僚の不祥事など殆ど起こり得ない。もし、不祥事が発覚した場合は厳罰に処されるのが通例である。

 願わくば第三の勢力として無党派層が支持する候補者が当選し大改革を提唱、断行しなければ政治は沈没してしまう。