No 21. 米国の誤算

 ブッシュが仕掛けたイラク戦争は2つの誤算があった。一つは十分な国際社会の同意なくして、英国と共に戦争に突入してしてしまった。最後までフランスとドイツは強行に反対していたにも拘わらずだ。
 
 今や米国は世界中の嫌われ者になっている。そもそも戦争の大義名分が米国内でも疑われている。もう一つはイラクのイスラム教、スンニ派(20%) とシーア派(60%)の存在だ。当初の読みではフセインの圧政から開放すればすんなりイラクの統治が出来ると思っていたが、ブッシュは宗教のタブーに手を突っ込んでしまった
 
 今、イラク国内はドロ沼化し、テロリストとの戦い、ゲリラ戦となり、とうとう米国を追い出す為、スンニ派とシーア派は共闘する様相となって来た。米国戦史を振り返って見ると、他国に侵攻しすんなりと統治に成功したのは日本だけだ。
 
 朝鮮戦争、ベトナム戦争も撤退しているし、イラク戦争は現状だ。米国は経済、軍事、技術的にも超大国であるが為、覇権を求めすぎている。米国は世界80カ国から移民を受け入れている国でもあるのだからイラク戦争終決後は、日本と米国は真の友人だからこそ米国に対して、世界と仲良くやっていく様に政策の大転換を求めてほしい。元来、米国人は人の言う事は聞く耳を持っている。意見を言わなければどんどん自己のペースに引き込んでしまう嫌いがある。