No 20. 知事から大統領へ
米国の歴代大統領は知事から大統領になった人が多いい。カリフォルニア州からレーガン、ジョージア州からカーター、アーカンソー州からクリントン、テキサス州からパパブッシュとブッシュジュニアがいる。
レーガンはハリウッドの映画俳優時代に俳優組合の役員になり、ハリウッドスターの地位向上に努め、やがてカリフォルニア州知事になりかなり功績を残し大統領に当選した。知事時代の比較的穏やかな警備が当選が決まった時点ですものものしい警備態勢が取られロスアンゼルス市民のどぎもを抜いた。レ−ガンはウイットに富み大統領を2期やり名大統領といわれたが、晩年にはアルツファイマーになり奥さんと静かにカリフォルニアで静かに余生を過ごしていたが逝去した。
カーターは、ジョージア州のピーナッツ畑が点在する、プレインという小さな町の出身だ。クリントンもアーカンソー州の小さな町の出身で奥さんのヒラリー共々弁護士が本業だった。クリントンも大統領を2期努めたが、在任中に日本をモデルにした国民健康保険導入に意欲を燃やしたが、財源確保が難しく導入には到らなかった。ヒラリーがニューヨーク州上院議員から次、次期大統領選に出るのは規定路線なので夫が実現できなかった国民健康保険導入は又、取り組むと思う。
現職大統領のブッシュジュニアはパパが石油で財をなしジュニアはテキサス州知事になり、一時期大リーグのオーナーにもなっていた。いわくつきの大統領選挙は開票結果からトラブルになり2転、3転し決着はブッシュジュニア出身のテキサス州の裁定で辛うじて僅差でアル ゴア候補を破ったが前代未聞のドタバタ選挙は記憶に新しい。
ここで一つ閣僚選出ではブッシュジュニアは賢明な人物を抜擢した。米国政治史上初めての前政権クリントンの商務長官だったノーマン ミネタという日系2世を運輸長官に招聘した。ミネタはシリコンバレーがお膝元のカリフォルニア州サンノゼの市長を2期やり、上院議員に転出した地元では絶大な人気と実績を培ってきた。我等日系人の期待の星で必ずや副大統領にはなると政界では噂されている。何故米国政治史上初めてかと言うとミネタは民主党でブッシュジュニアは共和党だからだ。やはり優秀な人材は政党を超えて登用されるのか、合理的な米国だから可能なのだ。このミネタは日本では全く知名度がないが、どこかマスコミが取り上げてほしいものだ。